こんにちは。本屋で立ち読みをしていたらいつの間にか1時間経っていたりつこです。
ロジカルシンキングを扱っている本でオススメがあったらぜひ教えてください!
今日のタイトルは、就活生からすると少し驚いてしまうものだと思います。
私自身、初めてこの結果を見たときは衝撃を受けました。
一体新社会人はどんなことにギャップを感じていたのか、調査データを調べてみました。
調査の概要
本記事でご紹介する調査は、株式会社マクロミルが新社会人を対象に毎年行っているものです。
調査の概要は、以下の通りです。
ちなみに、職業の割合は以下のようになっています。
11%が公務員で、会社員の事務系・技術系・その他が30%前後となっています。

第一希望に就職した人の割合
本調査では、第何希望の企業や官公庁・団体に就職したかという質問がありました。
その結果が、以下のグラフです。

55.5%の人が第一希望に就職しています。
この数字を多いと捉えるか少ないと捉えるかは人それぞれだと思いますが、
個人的には予想よりは多いと感じました。
入社前後での就職先に対するイメージギャップ
続いて、入社前後で会社のイメージにギャップがあったかという質問です。

実に50.5%の人が、「大きなギャップがあった」または「ややギャップがあった」と答えています。
新社会人の2人に1人は、多少なりともギャップを感じているということですね。
さらに、ギャップを感じている人にそのギャップの具体的な内容を尋ねた質問では、上位三つは以下のようになっていました。(n=101, 複数回答可)
残業が多い 34.7%
給与が少ない 21.8%
希望する仕事ができない 19.8%
最も挙げられたギャップは残業が多いことです。
また、給与面の不満や、希望する仕事ができないというギャップを感じている人も一定数いるようです。
入社前後のギャップをなくすためには?
苦労して就職活動をする訳ですから、「入社したらイメージと違った…」という状態はできるだけ避けたいもの。
では、どうしたらイメージのギャップをなくすことができるのでしょうか?
①自分の大切にしている軸を知る
まずは、自分がどのように働きたいのかをイメージすることが大切です。
ワークライフバランスを大切にしたいのか、1年目から最前線でバリバリ働きたいのか、等々。それによって、企業を見る目は変わってくるはずです。
自己分析の仕方が分からない、「人生の軸」を見つけたい、という方は、前田裕二さんの『メモの魔力』を読んでみると、そのヒントが掴めるかもしれません。
(メモの取り方についての本ですが、自分を深掘りする方法についても詳しく紹介してあります)
②実際に会社で働いている人に聞く
説明会などで社員さんと接する機会はありますが、決まった時間に収めなければいけないため、具体的にどのように働いているのか、説明が十分でない可能性があります。
また、説明会は学生に興味を持ってもらう場なので、「残業が多い」など、ネガティブな情報は教えてもらえないかもしれません。
そのため、実際にその会社で働いている人の生の声を聞くことが大切になってきます。
・カイシャの評判 https://en-hyouban.com/
日本全国の会社について、社員・元社員の口コミが見ることができるサイトです。
約250万人の口コミを、全て無料で閲覧することができます。
ワークライフバランスや社風、人間関係などについて、実際に働いた人の本音を見る
ことができます。
・Matcher https://matcher.jp/
続いてご紹介するのは、「Matcher」というOB訪問サービスです。
2020年1月時点で、約5000社から18,000人以上の社会人が会員登録をしています。
大手からベンチャーまで様々な企業に勤めている人とコミュニケーションを取り、
就活相談から企業についての質問まで、色々な話を聞くことができます。
・SNSを通して話を聞く
上記のサイトを見ても自分の行きたい会社の社員がいなかった場合や、もっと話を聞
きたいと思った場合は、SNSを通じて直接アプローチをするという方法もあります。
少しハードルが高く感じてしまうかもしれませんが、相手も自分の会社に興味を持っ
てもらえるというのはきっと嬉しいはずです。
気になる企業があれば、勇気を出してコンタクトを取ってみてはどうでしょうか。
※当たり前のことですが、社会人の方と連絡を取るときは礼儀を大切にして、迷惑にならない範囲でお願いをするのが大切ですね!
まとめ
本記事では、株式会社マクロミルが行った調査を元に、新社会人の実態を見てきました。
55.5%の人が第一希望に就職しているにもかかわらず、新社会人の2人に1人が入社前後でイメージのギャップを感じているということがわかっています。
苦労して内定を取り夢を叶えるために入った会社が、イメージとは違うという事態はできるだけ避けたいもの。
そのために、自分が将来どう働きたいかを具体的にイメージすると同時に、色々なサービスを活用して実際に働いている人の話を聞くことが大切になってきます。
情報をうまく収集しながら、後悔のない就活にしたいですね!
本日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
それでは、良い夜をお過ごしください!
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