こんにちは。昨日作ったアイスクリームが美味しくて満足なりつこです。
シャリシャリした部分があったので、滑らかになるコツがあったら教えてください。
さて、日経新聞に掲載された、就活に関わる以下のニュースはご存知でしょうか。

コロナの影響により、
①選考や採用の通年化を目指す
②インターンを柔軟に運用し、採用直結インターンを一部解禁する
ことに経団連と文科省が合意した、という内容です。
4/23に行われた会議で決定したことなので、まだ何か具体的に企業が動き出していることはありません。
しかし、これが適用されるなら就活生に対しての影響が大きそうだと、心配している方も多いのではないでしょうか。
就活にどのような変化が起こっていくのか、現在公表されている情報をもとに考えていきたいと思います。
本記事の要約
・採用の通年化は21卒から。新型コロナの影響に柔軟に対応していく。
・採用直結のインターンシップの解禁は理系大学院生対象。
採用が通年化?
まずは、合意内容の一点目について。
新型コロナウイルスの影響で就活が従来通り行えないため、通年採用を認め、一定の期間を設けて採用活動を行っていくことを呼びかける目的があるようです。
今までの就活は、「3月に就活情報解禁・エントリー受付、6月から面接などの選考が開始」というスケジュールが主流となっています。
しかし、通年採用が認められ、今後は企業が好きな時期に採用を行うことができるようになります。
また、「新卒一括採用」という概念も無くなるので、卒業後に就活をするという選択肢も出てくるでしょう。
通年採用が認められる背景には、新型コロナの影響があるようですが、新卒一括採用は日本独自の制度であり、以前から問題視されていたようです。
そのため、新型コロナが落ち着いてからも、通年採用が一般化していくことは十分考えられると思います。
通年採用が行われるとどうなる?
企業側からすると、現行の制度では採用が難しい、外国人や海外留学生、第二新卒などの採用が可能になる、というメリットがあります。
また学生としては、採用時期に縛られず幅広い企業を選ぶことができますが、学業との両立を考えなければいけない、というデメリットもあります。
採用直結型のインターンが解禁される?
もう一つの合意事項は、「採用直結インターンの一部解禁」です。
しかし、これは全ての学生にすぐに影響を与えるわけではありません。
今回認められたのは、あくまで理系大学院生のみ。
インターンの結果をもとに、職務を明確にした「ジョブ型」で学生を採用できるようになります。
優秀な理系学生の日本企業への定着を促すねらいがあるようです。
※参考までに、3/31の経団連と大学側の産学協議会の会議で合意した内容が下の記事に書いてあります。
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO57436370R30C20A3EE8000/
まとめ
4/23日の、経団連会長と文科相の会議で決定したことは、
①採用の通年化
②採用直結のインターンシップを解禁(理系大学院生が対象)
という二点でした。
採用の通年化は、新型コロナの影響で従来のスケジュールでの選考が難しいことが原因ですが、収束後も継続して行われる可能性が考えられます。
また、採用直結のインターンは、現時点では理系大学院生のみが対象となっています。
現時点で何か慌てて対処する必要はありませんが、21卒、22卒から企業の採用スケジュールが変わる可能性は大いにあるので、定期的に情報を確認するようにしたいですね!
私も、何か新しい情報が入ったら皆さんにお伝えしようと思います。
本日も、最後まで読んでいただきありがとうございました!
良い夜をお過ごしください〜
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